日本航空（JL）が中国系の格安航空会社（LCC）の春秋航空日本（IJ、千葉県成田市）を子会社化する方針を固めたというニュースです。
時事通信の記事によると、6月中にも数十億円規模で追加出資を行い、保有する株式の割合を51％以上に引き上げる事が 4月25日に分かったとの事です 。
現在は5％の出資をしているそうですが、新型コロナウィルスが収束した後に、積極的に観光などのニーズを取り込む狙いの様です。
背景としては、観光需要がビジネス需要よりも早く回復するとみて中国からのインバウンド（訪日外国人客）を増やすには、中国系の企業との連携が必要と判断したとの事です。
尚、本件は確定情報ではなく、来月7日に公表する中期経営計画で明らかにする見通しとの事です。
航空会社は新型コロナウィルスの影響が業績が大きく落ち込んでいる中ですが、将来も見越す必要があるのも事実で、”今”と”先”のバランスをどの様に取っていくのかも気になるところですね。
ニュースソース：
時事通信
https://this.kiji.is/759047441004216320
